拳闘暗黒伝セスタス

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タイトル:拳闘暗黒伝セスタス(拳奴死闘伝セスタス)

作者:技来静也
ヤングアニマル→ヤングアニマル嵐で連載中(現在は拳奴死闘伝セスタス)
☆拳奴死闘伝最新巻の7巻は2017年5月29日発売
※ネタバレや感想を含みますのでご注意ください。
【物語の内容はこちら】
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【評価】

おすすめ度 :★★★☆☆(★★★★★)

主人公の成長:★★★★☆

キャラクター:★★★★☆

名言度   :★★★★★

絵柄    :★★★★☆

 

私の一押しであり、最も好きな漫画ではあるが、残酷描写などがあり絵柄も人を選びそうなので、万人に勧められるものではない。ということでおすすめ度は星3つ。(本当は5)

師匠のアドバイスもあり、主人公の成長も著しいが、とんでもなく強いやつが出てくるためその陰に隠れがち、という事で成長度は星4つ。

内面も含め、非常に魅力的なキャラクターが数多く出てくる。・・・が、可愛さなどという甘いものは求められないので星4つ。

この漫画のように深みのある名言が次々でてくる漫画があるだろうか?その語彙力は小説家にも勝る。という事で名言度はぶっちぎりの星5つ。

青年誌だけあって、絵柄は丁寧かつリアルで迫力のあるモノになっているが、人を選ぶことは間違いないので、星4つ。

【 こんな人におすすめ】
 ・強くなっていく主人公が見たい人
・ギリギリの戦いが見たい人。
・強いライバルが見たい人。
・名言がたくさん出てくる漫画が読みたい人。
・最強という言葉が似合う人物が出てくる漫画が読みたい人。
・ローマ時代に興味がある。
・帝政に興味がある。

【あらすじ】

主人公のセスタスは少年拳奴(けんど)であった。拳奴とは拳闘試合を行う奴隷の事である。

主人公が所属するヴァレンス養成所のルールは一つ。「100回勝利すれば自由の身、負ければ死」

その過酷な条件の中セスタスは戦っていく。

セスタスは体の線が細い少年だったが、彼には天性の素早さと動体視力があった。

そして何よりも、かつて「ヌミディアの拳狼」と呼ばれた最強の拳闘士ザファルが師匠として後ろに控えていたのだ。

倒した相手が死んでいく。そのことに体だけでなく心も傷つけられていくセスタスだったが、次第に強くなっていく。

かつて師匠と死闘を演じた最強の闘士デミトリアスの息子ルスカとの出会い。

皇帝との邂逅、養成所の崩壊、強者への挑戦、様々な困難を乗り越え拳によって自由を勝ち取るためのセスタスの戦いが始まる!

 

ちなみに作者の技来先生はベルセルクの三浦先生とホーリーランドの森先生と同級生らしいです。

 

三浦先生の手伝いをたまにしているという噂もある事から拳奴ならぬペン奴の愛称でも親しまれています。

※以下ネタバレ注意※

 ここから下はネタバレありでキャラクター紹介をしていきたいと思います。筆者の偏見も大いに混じっていますがお許しください。これからもそんな感じで行きます。


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 【登場人物紹介】

〇セスタス

この作品の主人公。天性の俊敏さと動体視力の良さを持つ。可愛い担当。自分が試合に勝つことで相手が死んでしまうことに胸を痛めるが、徐々に心も強くなっていく。
成長と共に精悍な若者になっていき、かわいい要素は薄れていく。
後に殺意の波動もどきに目覚め「全然っ殴り足りないよ!」と危険な台詞を言う。それが原因で仲間とぎくしゃくするが、新しい技を閃いた事で機嫌がすっかり良くなり仲直りする。
気分を良くしたついでに師匠の真似をするが、これが似ていなかった。その事をからかわれて友人を亡き者にしそうになるなどブラックな一面を持つ。
出生は謎に包まれているが母親の顔は幼き日の記憶として、一瞬だけ出てくる。生死は不明。
父親らしき人物はザファルの回想で矢がぶっ刺さっている場面が出ているので死亡確定と見て良いだろう。セスタスの出自に関わる真実を知っているのはザファルとデモクリトスの二名と見て良いだろう。

〇ザファル

セスタスの師匠。かつては『ヌミディアの拳狼』と言われ、最強の拳闘士だった。同じ奴隷にとって希望の星のように輝いて見えたザファルを危険視したクラウディウス帝が最強の闘士デミトリアスとの試合を組んだ。結果、ザファルは関節技で左膝を壊し、デミトリアスは片目を失った。試合をしたこと自体はうっとりするほどいい思い出になっている。

リンゴを片手で一瞬にして握り消すほどの握力の持ち主(手品じゃないんだ)。リンゴ消失マシーンにして名言製造マシンでもある。セスタスの出生の秘密を知っている。おそらく、セスタスの父親と生死を賭けて戦い勝利したものと思われる。高貴な生まれであることが推測される。

〇ルスカ

最強の闘士デミトリアスの息子。フィジカルエリート。闘技の天才。セスタスのライバルキャラにしてこの作品のもう一人の主人公と言える存在(ルスカ視点で進むパートあり)。

最初から皮肉屋なところは多少あったが基本的には好青年であり、拳奴のセスタスに対しても分け隔てなく接していた。しかし、婚約者が拳奴の暴動で死亡してからは、拳奴すべてを憎むようになった。たっぷり闇落ちしたが、徐々に笑顔を取り戻す(それは笑顔と言わないのよ)。皇帝の妃といけない恋に落ちる。

〇ネロ

第五代ローマ皇帝。この漫画の更にもう一人の主人公とも言うべき存在。徐々に病む。

この漫画はフィクションが含まれているとはいえ、ある程度史実通りに進めようとしているようなので、そのうち、あんな事やこんな事をしてしまうのだろう。果たしてそこまでストーリーが進められるか疑問だが是非見て見たいものだ。その時セスタスやルスカがどう関わってくるのか見ものである。

〇デミトリアス

粗相の駄賃に拳(こいつ)を馳走してくれるわ!」というセリフがもっとも似合う男だろう。作中おそらく最強の男。大男。訓練でも本気で息子をぬっころしにくる。振り返りざまの「きさまぁ」はインパクト大だろう。足に関節技をかけられても立ち上がれる。強い。

敵とも戦うが息子や部下をぶっ叩いている描写の方が多い。ちょっと見てろってな感じで剣闘士三人をぬっころしてしまう。セスタスにはちょっと優しい(気がする)。

〇デモクリトス

ザファル曰く、『神の眼に 悪魔の知能 天使の弁舌を持つ好奇心の怪物』との事で、拳奴を自らの構想する拳闘術を体現させるための実験台としてしか見ていない悪魔のような男のように語られたが、久しぶりに会ってみればなんてことはない好々爺であった。

セスタスの父親の素性やザファルがなぜセスタスを育てることになったかの経緯を知っているようだ。

〇エムデン

『拳闘暗黒伝』でセスタスが戦った拳奴の中で最強の男。別名、人間除草剤。

セスタスに「なんだか怖いなこの男」とゾクッとさせる変態性を秘めている。初めはただの強い変態かと思われたが終盤の流れを見ると可哀想な変態であった。しかし執念深いキャラクター性から人気は高い。

『拳奴死闘伝』ではよく言えばピッコロかベジータ的なキャラクターに収まっている。同作において行われているトーナメントにおいて「決勝で会おうぜ」的な致命的な負けフラグを立ててしまったので会う事はないだろう。私の一押しのキャラクターである。

〇アドニス

セスタスがこれから戦うことになるであろう拳闘士の中でおそらく最強の男。ルスカの同僚。別の作品から間違ってきてしまったのかもしれない。それくらい強い男。もしかしたら『グラップラー刃牙』の世界の住人とも互角にやりあえるかもしれないと言えばその強さが分かってもらえるだろうか。

踏み込みが鋭い、では通じないような射程範囲の長さを誇り、『ズームパンチ』を打っているのではないかと筆者は疑っている。という事は波紋も……? 目が離せないキャラクターである。

〇ラドック

セスタスを途中で買い取ったドリスコ拳闘団の中で最強の拳奴。その実力は未だすべて明かされていないのだが、漫画の描写やザファルが褒め称える様子を見る限りでは、エムデン並に強いのではないだろうか。

現在セスタスが出場している『コンコルディア闘技祭』の総合格闘部門にエントリーしている。

〇ゾラ

セスタスを凌駕する才能の持ち主として現れたが、最近とんと現れなくなった。私たちが見ていた彼の存在は幻だったのだろうか……?

彼のストーリーを描いている暇がないのだろう。それにしても影も形も出なくなってしまった。

 

他作品との強さ比較

ここでは主人公セスタス君と他作品のキャラクターが戦ったらどちらが勝つか比較してみたいと思います。
VS神代ゆう(ホーリーランド)
セスタスは古代ローマ時代の人間なので体格なら、神代ゆうの方が勝っているでしょう。また、物語が進むにつれて様々な技術を身に着けた神代は現代の喧嘩自慢の中でもなかなか強い存在として描かれています……が、ここはセスタスの勝利で。リアル路線ではあるもののセスタスの素早さはとんでもないようなので。なにより師匠はリンゴ爆散させちゃうし……笑
とはいえ、セスタスは拳闘以外の経験が浅いので組み技、投げ技に持ち込まれたら神代の圧勝でしょう。
VSガッツ(ベルセルク)
セスタスには、「断頭」という名の必殺技もあるのですが、ガッツさんは本当に断頭しちゃう方なのでガッツの勝利でしょう。仮にセスタスの断頭が決まってもピンピンしていると思います。という事でガッツの勝利で。セスタスがベルセルクの世界に登場していたらリッケルトと同じような立ち位置にいたのでしょうかね。
VS範馬刃牙(グラップラー刃牙)
セスタスの師匠ザファルはリンゴを爆散させる程の握力ですが、刃牙の親父は強化ガラスを歩きながら突き破っちゃうような人なので、世界が違うのです。仮に戦ったとしたら、試合ッッ……開始ッ・・・・・・・ゴング………顎ッ……脳……揺れるッ……負け…先生……ッッッッッって感じで一瞬で勝負が付くと思います。刃牙の勝利。
VS宮本明(彼岸島)
明さんは強いのですが、果たしてセスタスのような若者に手を出せるかというと……、たまに問答無用モードに入るので出せるでしょう。「こいつ……!なんて速さだ!」とか言っておいて次のページでは手刀あたりで一瞬で倒してると思います。

 


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