【ネタバレ】BabySteps ベイビーステップ#8【感想】

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BabySteps

ベイビーステップ最新話

#8『いつもと違う場所』(2巻収録)

※ネタバレ、感想含まれますので注意してください。

【関連記事】

・STCの仲間たち(人物紹介)

(記事の最後にテニス一言メモがあります。

 


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テニスを始めて早4か月

ついに来た初試合の日!!

 

「ここか」

神奈川ジュニアテニスサーキットの会場にやってきた栄一郎。

速い時間からの試合は既に始まっていて、活気があふれている。

 

「念のため早く出たんだけど早すぎたかな 11時からなんだけど

時計の針は10時をさしている。

(とりあえず受け付けしとくか)

「あの63番の丸尾栄一郎ですけど」

やや緊張気味に受付に来る栄一郎。

 

「あら?」

受け付けの女性があることに気が付く。

「相手の大林くんももう来てるわね

悪いけど少し早く試合入ってもらうわね」

「え!? あ・・・・っ は・・はい!」

(早めって ちょ・・ちょっと

ま・・まだ心の準備がっ!!)

 

「大林君」

受け付けの女性が呼びかけると、すぐ近くにいた青年が返事をした。

「はい」

「!?」

勢いよく振り向く栄一郎。

「相手の丸尾くんが来たから次コート空いたら入ってね」

「わかりました」

(この人が大林 良!!)

 

次の対戦相手と思わぬタイミングで出会った栄一郎。

胸の鼓動が早まる。

「よろしく」

「ど・・どうも(やっぱり強そうだな)」

 

大林の連れ合いが、遠くから見ていた。

「おい 大林 あれが1回戦の相手か?」

「見ない顔だな」

栄一郎の様子をみて、更に言った。

「ラッキーだなありゃ間違いなく大したことないぜ」

「見ろよ試合前からあの顔」

「初戦は楽勝だな」

しかし大林は油断しなかった。

「あぁ でも気は抜けないよSTCだし」

 

「エーちゃん!!」

元気な声に栄一郎が振り向くと、ナツが手を挙げてこちらに近づいてくるところだった。

「た・・・・鷹崎さん!!」

「やっほーっ」

後ろには、同じSTCの真純と花がいた。

 

「おっ

なかなかサマになってんじゃん!」

ユニフォーム姿を褒めるナツ。

「思いきって一式そろえてみたんだけど」

「似合う似合う」

 

「でもエーちゃん試合11時からだよね?

早くない?」

時計はまだ、10時を5分と少し過ぎた所だ。

「なんか少し早く試合に入るらしくて」

「よかった早めに来といて

えーちゃんの記念日を見逃すとこだったよ」

 

栄一郎とナツが親しげに話す様子を見て、大林とその友人が顔色を変えた。

「オイ あれSTCの鷹崎ナツだよな? 全日本ジュニアにも出てる」

「ああ」

「な・・なんかすげー仲良さそうだぞ」

 

「あっ来た来た!」

栄一郎たちのもとへ、続々とSTC勢がやってきた。

「アニキ~~! おはようございますっ!」

大林の友人が驚きの声をあげる。

「は・・・・? 大林・・あいつ アニキって呼ばれてんぞ!?

それも第6シードの深沢諭吉に・・・・

 

タクマ達ジュニアトップレベルが続々と集まり、集団を作った。

その輪の中に栄一郎がいる。

「あのメンツに囲まれてるとあいつも強そうに見えてくるな」

「確かに」

警戒する大林。

 

各々試合の準備をするSTC生達のわきで、キョロキョロと所在なさげにしている栄一郎。

「どーしたの エーちゃん?」

「いや・・なんかこのエリアだけ周囲に注目されてる気がして」

「有名なクラブだからね」

そこにやんちゃな小学生勇樹の言葉が飛んできた

「無様な姿さらすんじゃねーぞ!」

「う”」

緊張が押し寄せてきた栄一郎。

 

「壁打ちでフォームの確認してくる!」

「えっ!? 今から!?」

引き留めるSTCの仲間たち。

「フォーム崩すといけないから軽くランニングくらいにしたら?」

「そんなことないでしょ 試合前にフォームの確認はしておいた方がいいよ」

続々と会話に参加する。

「俺だったら入念にストレッチするだけにしとくね」

「いや素振りくらいしておくべきだよ」

「音楽でも聞いて気持ちを落ち着けたら?」

それぞれが、持論を展開する中、栄一郎は―――

「ああっエーちゃんが変になってる!!」

栄一郎は頭から煙を出していた。

 

「ほら~~お前が混乱させるようなこと言うからー」

「ご・・ごめんエーちゃん!!」

その時、アナウンスが鳴り響いた。

『63番丸尾くん 64番大林君 

6番コートに入ってください』

 

あぁ」

緊張が襲ってきた。

「じゃあ行ってくる!!」

「あっちょっとエーちゃんカバン!!

「あっ そうか」

「ほら深呼吸して」

「ヒッヒッフゥー」

「それはラマーズ法だって!!」

 

慌てる栄一郎。

その頭に突然かかと落としがきまった。

倒れる栄一郎。

頭を抑えながら振り向いて、かかと落としをした人物を見上げると―――

「慌てなきゃなんねえほど

できることなんてねぇだろーが」

タクマが立っていた。

 

タクマの言葉を聞きハッとした栄一郎。

「行ってきます!!」

「タクマって意外と後輩思いだよね」

「うるさくて寝れなーんだよ」

 

コートに向かう栄一郎。

表情には冷静さが宿っていた。

(そうだ 今の俺にできることなんて

①グッと構えて ②サッと引いて

③スパーンと打つことくらい)

そう思いつつコートを目にすると、戸惑う栄一郎。

 

(いつもと同じはずのコートが

やけに広く感じる)

心臓が高鳴る、誰かに助けてほしい気持ちもある。

しかし栄一郎は思った。

(もうやるしかない

とにかく勝負がつくまで俺は―――

ここで一人で

戦うんだ)

 

#9『あれ?』につづく。

【感想】

いやぁこの第8話を読んでいると、テニスの大会の事をよく思い出します。

他の試合が長引いてたりすると「ごめん先に試合入ってくれる?」なんて言われることは本当によくあるんですよね。

「あいッス」なんて軽く応えるんですけど、心の中では(試合早まるなよな~!)って心臓バクバクになったりしました。エーちゃん程じゃないですけどね笑

ひたすらコートに詰め込んでいきやがりますからね、受け付けは。まぁそうしないと試合を消化できないからしょうがないんですけど。

それに公式戦初試合だとかすごく久しぶりの試合なんかはコートが広く見えました。

なんか読んでると、あの頃の気持ちを思い出して試合がしたくなりますね笑。

テニスやってた人は共感できる回だったと思います。

ただ、受付時間ってジュニアの大会も総体も皆、早かった気がするんですけど、ちょっとよく覚えてないです。ジュニアは試合までに受付だっけ?

 

あとタクマは優しかったですね。

ずっとこんな感じだったら、ナツとの関係もワンチャンあったかもしれないんですけどね笑。

【テニス一言メモ】

『テニスのユニフォーム』

初の大会に臨むにあたって、テニスウェア一式をそろえていたエーちゃん。

テニスの試合着って大まかにいうとこんな感じです↓

 

高体連なんかだとこんな風に規定されています。

Ⅰ 男子については、次のことを満たすウェアを着用すること

1 テニス・ウェアであること。

2 シャツは、襟付き半袖シャツ(ポロシャツタイプ)を着用すること。 ① スタンドカラーも襟として認める。 ② Tシャツタイプ、タンクトップタイプ、丸首タイプ、の着用は認めない。

3 ショーツは、膝の隠れないものを着用すること。

4 アンダーウェアは上下ともこれを認める。

 

まぁテニスウェアとハーフパンツなら間違いないです。

ウェアを団体戦用にそろえている高校もありますが、別にそろえる必要もありません。結構自由です。

 


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