【ネタバレ】BabySteps ベイビーステップ#7【感想】

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BabySteps

ベイビーステップ最新話

#7『人生を変えるナツ』(2巻収録)

※ネタバレ・感想ありますので中止してください。

(記事の最後に一言テニスメモがあります)

【関連記事】

・STCの仲間たち(人物紹介)

 


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あっという間に7月―――

夏に入ると、大会が集中しているため、STCの練習は緊張感を増す。

実力者がそろうAコートの迫力はまさに戦場!!

そんな中、初試合を2週間後に控えた栄一郎は―――・・・

 

「グッと構えて

サッと引いて

スパーン!!!」

勢いのない球が飛んでいく。

「よしっ!!」

「もういっちょ!」

コーチの球出し。

倒れる栄一郎。

 

勇樹が周りに宣伝する。

「お~~い!! またエーイチローが倒れたぞ――っ」

「無理をすんなと何度言えばわかるんだこいつは」

栄一郎もまた、ギリギリの戦いをしていた。

 

練習後、何やら人垣ができて盛り上がっている。

「ん?」

「お! エーちゃん」

神奈川ジュニアサーキットのドローが届いたよ

 

エーちゃんには、何の事だかわからない。

(ドロー?)

「ハイ これは丸尾くんの分」

三浦コーチから冊子が手渡される。

中を開く栄一郎。

(あっ! 組み合わせ!!)

 

(本当に出るんだ俺・・・・)

ドローを見て、実感がわく栄一郎。

「この前のタクマとの試合を見て思ったんだが

キミはかなり良い眼を持ってるみたいだ」

三浦コーチが意味ありげに話しかけてくる。

「キミの試合楽しみにしてるよ」

 

「ねえ エーちゃんの1回戦の相手誰だった!?」

同じクラブ生の真純が話しかけてきた。

「えーと1回戦は・・・・」

「ほほう 大林良ですか!!」

 

「え・・・・!?」

突然、地味な顔をした派手な服の男が現れて困惑する栄一郎。

「あ どうも 僕 Bコートの深沢諭吉です

一万円じゃないですよ深沢諭吉です」

そう言って、今回のドローについて説明を始める諭吉。

どうやら、神奈川のテニスプレイヤーについてかなり詳しいようだ。

 

栄一郎の初戦の相手、大林良の情報を話し始める。

「第5シードでテニス部の服主将で

サーブ&ボレーヤーで県大会のベスト8」

それを聞いて自信を失う栄一郎。

「な・・なんか勝ち目なさそう」

 

「なーに言ってるんですかっ

タクマさんにケンカ売ったお人が」

「へ?」

「ほら」

そう言って諭吉はドロー表のタクマの名前を指した。

名前の横には数字の①が振ってある。

(①・・てコトは・・第1シード!!!)

 

「それだけじゃないですよタクマさんは!

日本人離れした長身とバネでいずれは世界と戦えるプロになれるって言われてます」

タクマとの勝負を振り返って、栄一郎は今更思った。

(俺はなんて無謀なことを!!)

「いや~感動しました!!

タクマさんに挑んでいく勇気!!

アニキって呼んでいいですか!?」

「そ・・それはやめてください!」

 

「ちなみにAコートのなっちゃんも今大会第1シードですよ」

「第1シード!?」

(初めてココに来た時も思ったけど

やっぱりみんなスゴイ!!)

 

STCに所属するジュニア達のすごさを改めて感じた栄一郎。

思わずため息が出る。

(いつか試合に出てみたいと思うけど

でも・・

ハッキリ言って自信ナシ)

そんな栄一郎の背後から近づく影があった。

 

 

 

ちゃん!!

ドンという激しい衝撃が栄一郎を襲った。

「どわっ」

驚いた拍子に目の前のボールのかごをひっくり返してしまった。

 

た・・・・・・鷹崎さん!?なにすんだっ

「ご・・ごめん まさかそこまで驚くとは」

ナツが振り返って聞く。

「どうしたの? ボーっとしてたけど」

「試合のこと考えててさ 俺なんかが出ていいのかなって」

「あ! わかる試合前って不安になるよね」

「え?」

 

意外に思う栄一郎。

「鷹崎さんはそんなことないでしょ?

第1シードで一番強いんだから」

その言葉でナツの雰囲気が一変する。

栄一郎は地雷を踏んだようだ。

(あれっ?)

 

私だって不安だよ

みんながそういうこと言うからさ

(い・・意外だ 鷹崎さん・・・・いつもは無敵っぽいのに)

「エーちゃん!!」

ナツが栄一郎の手をつかんだ。

「ぅえぇーーっ!?」

 

「だから応援してね!」

「う・・・・うん!!」

(手っ 手)

動揺する栄一郎にナツは続けた。

「第1シードだから勝って当たり前とか思わないで

ちゃんと応援してね」

ナツは真剣だ。

それを感じた栄一郎。

「わ・・・・わかった」

 

その言葉を聞いて微笑むナツ。

「私も応援に行くね! 約束!」

思わず頬が赤くなる栄一郎。

「オラッ! さっさと球集めろよっ」

勇樹のツッコミが入った。

 

第1シードのナツでも緊張を感じることを知った栄一郎。

(ってコトはやっぱり練習あるのみ!!)

熱心に練習に取り組む栄一郎。

そして時々倒れる。

「だめだコイツ」

 

そしていよいよ夏休みを迎え、試合前日

「栄一郎! アンタ明日テニスの試合だったわよね?

母さんも見に行こうかしら?」

「いいよ!小学校の運動会じゃあるまいし」

試合前日、胸が高鳴る栄一郎。

(試合ってどんな感じなんだろう?

大林良ってどんな人だろう?)

 

そして

人生を変える夏が始まる

 

#8『いつもと違う場所』につづく。

【感想】

今回はなっちゃんたっぷりな回でしたね。サブタイトルの『人生を変えるナツ』って言うのも、『なっちゃん』と『夏』をかけてるんでしょうね。

つまり、ナツはそれだけ栄一郎に影響を与える存在になっていくという事でしょう。

お互いいい影響を与え合えるといいですね。

でも好きな子からこんなこと言われたら、逆に試合で緊張しちゃいそう

そして諭吉くんが会話に参加するのは初ですね。

まさかあそこまでストーリーに絡むキャラになるとは。

いいキャラが出来ました。

 

【テニス一言メモ】

『ドローとは?』

今回の話で出てきたドロー。

馴染みのある人にとっては当たり前のような言葉ですが、栄一郎のように初めて聞く人もいるでしょうね。

ドローとは大会の組み合わせの事ですね。

ドローを直訳すれば『抽選』ですが、もちろんすべて抽選で場所を決めている訳ではありません。

シード選手などはあらかじめ場所が決まっていますね。

また、高校総体のテニス選手権なんかだと、どこにどの選手を入れるか先生たちで話し合いが行われます。(シード順位が低い選手の山に、自分の高校の有望な選手を入れるなど)

 


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