【ネタバレ】BabySteps ベイビーステップ#434【感想】

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#434『夕暮れ』

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☆ベイビーステップ感想まとめはこちら

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

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準決勝を勝ち抜き、明日はいよいよ決勝戦。

栄一郎は青井コーチとナツと共に、STCで次の対戦相手のクリシュナの試合の映像を見ていた。

 

「おー・・うまいなー」

青井コーチが思わずつぶやく。

「細いくせに剛腕相手にもうまく対応して打ち勝ってる」

「それができるようになって急に強くなったみたいですね」

栄一郎も同意した。

 

「あとずっと流れを見てるとこの子は相当頭がいいよな」

同じやられ方をしないクリシュナのプレイを見ていた青井がそう評価した。

「かなり記憶力がいいみたいですね」

「丸尾がノートでやってるみたいにか?」

 

IMGでの栄一郎との対戦成績は2勝2敗の五分だった。

しかし、練習試合だと、色々な戦術を試しながら戦っている印象があり、本領を発揮しているようには思えなかったという。

「公式戦で勝ちに拘ってくるとどうなるかってとこですね・・・・」

「なんか丸尾と難波江を足したようなタイプだな」

 

その時、ナツが意外な事を言った。

「でも彼 頭脳派ってより感覚派っぽい」

クリシュナはボールから目を離すタイミングが早く、相手の動きを見て、瞬間的に状況を判断しているようだ。

 

「ねえクリシュナくんとの思いでとかってないの?」

ナツが唐突に質問をしてきた。

「思い出か・・・うーん・・・・そうだなぁ」

IMGでの出来事を思い出す栄一郎。

 

クリシュナはあまりしゃべらないタイプだったが、決して英語が苦手なわけではなく、自己主張が苦手である事を話していた。

しかし、2回目のテニス留学の時には、印象が変わっていて、敦士に原因を聞いてみると、自己主張が出来るようになって強くなったとの事だった。

 

「へーー」

「でもさ 自己主張ができたからってテニス強くなるかな?」

「なるんじゃないかな・・・・特にアメリカなら

あっちは「何のために何をしたいのか」がハッキリしてないといろいろやりづらかったりするし」

「丸尾はいつもハッキリした目標を持って行ってたもんな

だからいろんな人に助けてもらえたし うまくやれたのかもな」

「なるほど・・・・だとするとクリシュナは最近それがハッキリしてきたのかな?」

その後も決勝戦の対策は続き、時計は午後7時前を指していた。

 

「遅くまでありがとうございました!」

「じゃあ丸尾は明日な」

「はい!」

「ナツはいよいよむこうで新生活だな・・・・気を付けてな

めいっぱい学んでこいよ」

「はい!いろいろありがとうございました

帰って来る時は連絡します!」

 

二人そろってSTCを後にする。

日が長く、今がちょうど夕暮れ時だ。

手はもちろんつないでいる。

「今日はなっちゃんちまで送るよ」

「ありがとう・・・・じゃあちょっと遠回りしてゆっくり歩こ」

 

帰り道、栄一郎が言った。

「来年の夏のことなんだけどさ

なっちゃんが行くジョージア大学の近くのアトランタで・・・・

ATP250の世界ツアー大会があるんだよね」

 

まだ、出場ポイントは届かないが、来年の夏には出場できるようにするのが目標だという。

「えー! もしエーちゃん来たら絶対応援行くよ

予選を勝ってそこが世界ツアーデビューだったらすごいなー

盛り上がるなー

エーちゃんなら絶対できるって」

「俺もさ・・なんかできる気がしてきて・・・・今の大会で少し自信がついてきたんだと思う」

 

「その時は家に泊まっていいからね」

「え・・・・? 寮とかじゃないんだっけ?」

「大学の近くで借りたんだ 結構広いし大丈夫だよ」

「そ・・・・そうなんだ

じゃあ・・・・そうさせてもらおうかな」

赤面する栄一郎。

 

「じゃあ1年後か・・そんなのすぐだよね」

ナツの自宅に着いた。

別れの時がせまっている。

 

「じゃあ・・」

繋いでいた手が離れていく。

一瞬の間を置き、ナツの手を握る栄一郎。

そのまま、ナツを抱き寄せる。

「やっぱり・・・・考えれば考えるほどなっちゃんと離れたくない・・・・

俺の人生プランにはなっちゃんが絶対必要なんだ・・・・

 

ナツも栄一郎の首に腕を回したまま答える。

「じゃあ今度そのプランをちゃんと教えてね」

「えっ」

「場合によっては修正するから」

「え゛っ」

「だってそれ私のプランでもあるんでしょ?」

「そりゃ・・そうか!」

 

言ってから、赤面し同じことを考える二人。

(ん・・・・今のプロポーズっぽい?)

 

「じゃまた今度ね」

「うん また・・・・」

ナツを見送る栄一郎。

しばらくボーっと立っていた。

 

ナツが2回の自分の部屋の窓を開けた。

「早く帰って休んで明日頑張って!」

「うん!」

 

いよいよ翌日は決勝戦である。

 

#435『決勝戦』につづく。

 

感想

「そ・・・・そうなんだ

じゃあ・・・・・そうさせてもらおうかな」

 

へいへいエーちゃん何を考えているんだい?

多分俺と同じことを考えているんだろう?

 

これはもしかしてなんですが、

来年久しぶりの再会→盛り上がる→妊娠→ママさんプロテニスプレイヤーもあるんでない?

ない?

失礼しました。

 

エーちゃんが避妊を怠るとは思えないので無いですね。多分。

 

さて次はクリシュナが相手です。

今まで、真剣勝負で、アレックス、ピートと打ち破ってきたエーちゃんなので、優勝も十分あり得るかと思うんですがどうでしょう。

ここで優勝して代表Bチーム入りって流れがスムーズでよろしいと思うんですが、というかそうなってほしいです

ベイビーステップ特有の、結構長い期間パパ――っと流して描くのバンバンやっていいんでエーちゃんをササっと活躍させてください。

でも、この大会付近で全日本ジュニア選手権をやってると思うんで、宮川君の結果とかも知りたいですね。

純ちゃんも勝てたんでしょうか?

まぁそれもパパッとでいいんで・・・笑

 

テニス一言メモ

【ボールから目を離すタイミング】

 

クリシュナ君はボールから目を離すのが早く、その分相手の動きを見られる強みがあるみたいなことが今回の話に載っていました。

実際、相手の動きを見てボールをどこに打つか判断できれば強いですね。

 

ただ、だからと言ってボールを最後まで見ているのがダメかと言うとそうでもないです。

最強王者ロジャー・フェデラーなんかは最後までボールをしっかりと見ていますね。

でもその上でちゃんと視界の隅で相手の動きも見ていたり予測していたりすると思います。

何が言いたいかって言うと、ボールを最後までしっかり見るのは決して悪い事ではないという事です。

 

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