【ネタバレ】BabySteps ベイビーステップ#3【感想】

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BabySteps ベイビーステップ最新話

#3『強くなるよ』(1巻収録)

ネタバレ、感想を含みますので注意してください。

(一番下に、テニス一言メモがあります)

 


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栄一郎は跳んでいったボールを探して、偶然ナツとタクマを見つけた。

二人の顔が近付いていき、そして―――

 

「はいッ取れたよ!」

「お サンキュー」

どうやら、ゴミをとってあげていたようだ。

動揺する栄一郎。

(ってなにこんなに動揺してるんだよっ)

本人も理由が分からない。

 

「俺こっちだから」

ちょうどその場で、帰り道が分かれるナツとタクマ。

「これじゃのぞきだ」

栄一郎がそう思ったとき、影山が駆けてきた。

「おーいエーちゃん! ボールあったのかー?」

「エーちゃん?」

ナツにいるのがバレた。

 

「えっ あっ いや・・・・!俺はただボールを探してただけで!」

「やっほーっ! 偶然だね!」

焦る栄一郎をと違いナツは朗らかだ。

 

「壁打ち?」

ナツと影山がベンチで話している。

「土曜なのに自主練なんてエライねーっ」

ナツと影山の会話や笑い声が聞こえてきる。

(集中できない!!)

「なにコレ?」

「『エーちゃんノートテニス版』だよ」

かろうじて、壁打ちをもくもくとしていた栄一郎だったが、動きが止まった。

「べっ・・・・別にいいだろっ!」

栄一郎はそう言って、急いでノートを取り上げた。

 

「この前世界史のノートキモいって言われて気にしてんだろ」

「うるさいなっ!!」

からかう影山だったが、ナツの顔は真顔だ。

「そのノートに書いてあること全部やろうとしてんの?」

どうやら、先日打てたいいショットを再現しようとしているらしい。

ナツも笑ったが、嘲りの笑みではなかった。

「でもそれイメージトレーニングの一種でプロもやってる練習法だよ」

 

「っていうか壁打ちならSTCでやれば?

私も毎日行ってるし」

「毎日テニス!? よっぽど好きなんだなぁ」

(さすがプロ目指してるだけあるな)

プロになる秘密を唯一共有している栄一郎は、影山とは違った感想を抱くのであった。

 

「私もがんばんなきゃ

エーちゃんもがんばってね」

「えっ!? あ・・っ うん!!

いつもと違う様子の栄一郎を見た親友影山はピンときた。

お前鷹崎さん好きだろ

 

「そうか~~~~~鷹崎さんかぁ~~~~~~ふ~~~~~~~~ん」

「ちょっ・・影山っ!?」

気分よく去っていく影山に、うまく言いかえすことが出来ない栄一郎だった。

 

「ふー予習復習塾の宿題全部終わりっ

明日の分まで終わったぞ 調子いいな」

自宅に戻った栄一郎は早速、学習のノルマをこなしていた。

 

一息つくと今日の影山の言葉がよみがえってきた。

(お前鷹崎さん好きだろ)

 

栄一郎は気持の高ぶりを抑えられず本を取り出した。

今、親が入ってきたら大変だ。

頬を染め、その本をめくり始めた。

 

「好き【すき】

①好くこと。

㋐気に入って心がそれに向かうこと。その気持ち

㋑ものずき。

㋒好色。色好み。

㋓風流の道に深く心を寄せること。」

 

好きの意味を広辞苑で調べはじめた栄一郎。

こんな姿は親には見せられない。

まさにその時、部屋の扉が開いた。

「栄一郎ー?」

どわっっ!!!

焦る栄一郎に勉強の進捗具合を聞いて部屋を後にする母。

「明日の分の勉強終わっちゃったし、またやりに行こうかな」

 

「今日はテニス日和~♪」

日曜日のSTC。やる気満々のナツの耳に、壁打ちの音が聞こえてきた。

(エーちゃん!?)

休日も練習する丸尾の姿に感化され、ウキウキになるナツ。

「よしっ 私もがんばろー!!」

 

高く上がるテニスボール。

おるあ!!

高い打点から繰り出される、タクマのスマッシュが決まった。

「くそっ普通届くか今の!?」

「上(ロブ)上げた時点でお前の負けだよ」

 

合図なしに練習を休むタクマ。

そこにコーチが現れた。

「誰が休んでいいと言った?」

まったく反省の色が無いタクマに溜め息をもらす。

そのとき―――

 

タクマ危ねえ!

テニスボールが勢いよく跳んできた。

「おっと」

しかし、タクマはそのボールを難なくラケットで柔らかくキャッチ。

恐るべきボールセンスである。

だからこそ、練習をサボり気味なのがもどかしい。

 

「よーし今日はここまでだ!」

練習が終わり、ナツが外に出ると、驚きの光景を目にした。

「うっそーー・・」

 

まだやってたの!?

そこには、壁打ちをやり続ける栄一郎の姿があった。

「6時間以上も!?」

話しかけようとしたナツだったが、栄一郎の集中力は凄まじく、こちらに気付かない。

そして、打球をみて更に驚いた。

(カタチになってる!!)

 

「ナツー待たせたな」

タクマがやってきた。

ナツは栄一郎を見ている。

「ん? 隣のクラスのなんとかクン?」

 

エーちゃん きっと 強くなるよ!

力強く言い放つナツ。

 

「私達も頑張んないとあっという間に追い抜かされちゃうかもね」

目線の先にはまだまだ初心者の未熟なテニスプレイヤーの姿があった。

「アレに?」

「うん」

 

【感想】

辞書で【好き】と調べるエピソードはとてもエーちゃんらしくて好きです。

持っているものは違いますが、反応は思春期ですね。

6時間以上壁打ちを続けるエーちゃん。これから何かやってくれるんじゃないかなって期待感が湧きますね。

タクマは嫉妬心むき出しですね。もうちょっとさっぱりしてひたむきだったら可能性あったかもしれないのに……。

#4『いきなり弾丸!?』に続く。

テニス一言メモ

グランドスラムはいつ開催されるの?

全豪オープン(1月)

全仏オープン(5・6月)

ウィンブルドン(6・7月)

全米オープン(8・9月)

の順です。

 


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