電通ってどんな企業?

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なんでも日記、今回は電通に関するニュースを取り上げます。

過労死で爆発的に有名になった電通ですが、日本の大手広告代理店としても大変有名です。

そもそも電通ってどんな企業?

上にも書いたように広告代理店です。簡単に言うと、様々なイベントの宣伝やマーケティング、CMのセッティングなど、情報を多くの人に伝えるためのお仕事です。

FIFAワールドカップにも関わったこともありますし、妖怪ウォッチにも関わりがあります。

当然テレビ業界とのつながりも深いのです。

過労死について

電通社員の高橋まつりさん(24)が過労死し、これが大きく報じられた。

ツイッターやメールなどが残されており、精神的に参っていた様子が伝わってくる。

一か月の残業時間は100時間を超えていたようだ。

しかし、その情報だけ「残業100時間だから自殺したんだ」という結論に至る人は少ないだろう。(そもそも睡眠時間などの話を聞く限り、サービス残業を含めれば100時間は軽くオーバーしていたでしょう)

 

メディアとつながりのある広告代理店という性格上、夜通し働く事もあったでしょうし、資料作成や接待など、残業時間に反映されていない労働時間もあったかもしれません。

「残業時間100時間なら俺だってやってらぁ」という人はたくさんいると思います。私もこえることはザラです。だからこそこう思うでしょう。「よっぽど心が重くなる環境だったんだなぁ」と。

正直、長く働いていても、やりがいがあったり、「なんとかできる!」と思える環境だったなら、「へっちゃらだい!」と思えたのではないでしょうか。でも彼女のいた環境はそうではなかったのでしょう。

ところが、メディアを見ると「残業時間100時間」ばかりに焦点が当てられていて、「それが原因でそれさえ直せばバッチリですよ」とでも言いたげですね。

電通は10時以降から5時まで消灯なんてことをやっていて、テレビでもそれを大々的に報じているが、パフォーマンス以外の何物にも見えない

あれを見ると、「電通は過労死を引き起こしたけど、こんなに改善しようとしてますよ!すごい!」とテレビ局がアピールするのに必死だなぁと言う感想を抱かざる負えない。

そこじゃないだろ!という感想を抱きました。

もっとパワハラやセクハラなど、彼女の心を殺した原因は他にあるだろう!と思うのですが、実際に彼女が働いている現場を見た訳ではないので、想像でしかありません。

でも印象を操作し、問題をすり替えようとしているのは、かなり伝わってきます。

過労死は初めてではない

1991年にも同じく電通に勤める24歳の若者が首をつって亡くなりました。

この時にも裁判は行われています。

パワハラが原因による鬱状態だったようです。

パワハラをする人というのは、もちろんその人自身の性格的なものもあるかと思うのですが、企業の雰囲気や作り方がそれを助長してしまう部分もあるのではないかと思います。

ある企業ではパワハラをしていた人も別の企業で成長していればパワハラしない人間に成長していたかもしれません。

よく、工場などでは作っている最中に不具合が見つかった時には、その部分を任されていた人間が悪いのではなく、作業工程に問題があるという見方をし、見直しを図ります。

人間が悪いからミスをしたのではなくて、システムが悪いからミスをしたんだと考えるわけです。

これと同じように、パワハラをしやすい環境(システム)と、和気あいあいとしやすい環境と言うのは確実にあるかと思います。

今回電通が取り組んでいる10時~5時消灯というのが人間関係において、よい影響を及ぼすシステムになるのかはわかりません。

でも今回のこの取組はお前らもっとこうしろ!ああしろ!と人間にばかり変化を求めるものではない分いいのかもしれません。

問題が起こったら、自分よりまず環境が悪いんだ!って言うくらい無責任でもいいんです。自殺するよりも絶対いい。逃げ出したっていいから、どんなに無責任であろうが生きていてほしかった。

人間でなくシステムに変化をもたらすことには取り組みましたが、これからも少しずつ改善していき、忙しかろうが心の回復が追いついていくような環境作りをしてもらいたいです。

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