PCデポ炎上の裏側

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PCデポの騒動はどのようにして始まったか?

始まりは、一つのtwitterからであった。

ある男性の80代の父親が、PCデポとの高額サポート契約を結んでいた。

使用する携帯やパソコンなどのデバイス10台分のサポートをするという、その男性にとってはオーバースペック気味の内容だった。

例えるなら、週刊少年ジャンプを発売日に10冊お届けします。値段もその分しっかりいただきます。と言われるようなものだ。要するに不要なのだ。

その男性の息子も契約料を払うのがもったいないと思い、PCデポに解約しに行った。

すると契約解除料として二十万円の請求をされたという。

男性が抗議すると、十万円にまで下がった。

納得がいかなかった男性はその後、twitterでその時のレシートと共に怒りを吐きだした。

8月14日の事であった。


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twitterの反応

男性の呟きの後、様々な反応が返ってきた。

ほとんどは、料金の高さへの驚きと、どうしてそうなったのかという疑問であった。

また、生活消費センターへの相談を呼びかける書き込みも見られた。

すると男性が、更に詳しい手続きの内容を明かし、PCデポのやり方が見えてきた。

 

騒動後の株価の暴落

炎上した企業の運命とも言うべきか、PCデポの株価は大暴落した。

8月の最高値は1623円、騒動後には700円を割っている。

つまり、1000万円分の株を持っていた人は、431万円以下の価値になってしまったという事だ。

これには株主も大激怒である。

トウゼンカードとは何か?

トウゼンカードとは、テンポでの契約目標が書かれたノルマのようなものだ。

PCデポはノルマはないと公言しているが、社員は「違う」と話す。

社員ならできて『当然』からトウゼンカードと名付けられたとのことだ。

つまり、『これが出来たら報酬アップ』などという事はない、できて当然なのだから。との事。

社長は騒動に反論

この騒動をうけ、社長はダイヤモンドオンラインの取材に答えた。

話題に上がっている書き込みの男性について、利用状況にそぐわないサービス内容だったとするものの、ノルマの存在がサービスの押し付けにつながったのではないかという話題には、否定した。

『従業員一人一人のノルマはありません』それが答えであった。

従業員からの告発

社長の発言に反発し、内部の情報を発する社員や元社員があらわれはじめた。

「ノルマはある」とし、先ほどのトウゼンカードがページにアップされた。

また、各店舗がどのように契約を取り付けたかは本社でもわかるようになっている。

「サイバーシェリフセンター」と呼ばれる監視システムで、本社から、各店舗の状況を確認し、時には指示を出すこともあったという。

テレビでも告発者が現れ、内情を語った。

契約書の中身は複雑で、社員でも研修でしっかり学ばなければ理解できない。店舗に来て、数時間説明されただけでは、わからないだろうとのことだ。


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テレビで紹介されたら安心、ではない

PCデポは、5月1日放送のTBSテレビ『がっちりマンデー』でも紹介されていた。

もちろんその時は、今勢いに乗っている企業としてである。

ウイルスや設定などで困ったことがある時に助けて儲ける、というビジネスモデルを紹介していた。

テレビに紹介されていると、つい安心してしまいたくなる。だが、これを機に学ぶべきなのかもしれない。異常に儲かる裏側には何があるのか考えることを。

今やブラック企業の代名詞ともいえる『ワタミ』であるが、2008年9月22日に放送の朝日テレビ『お試しかっ!』の人気コーナー『帰れま10』に出たこともある。

もちろんブラック企業云々の話題は一切上がっていなかった。あの時もやはり、勢いに乗っている企業として紹介されていたはずである。

企業の餌食となる人がいて初めて企業の悪い部分が明るみになる場合がある。

だれかが犠牲になる前に何かおかしいと感じ取れる感性や知識を身に着けたいものである。


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